日本市場の歴史
業種分析

セクター別パフォーマンス

NEXT FUNDS 業種別ETFによる相対リターン — 2026-05-19 更新

上位セクター(YTD 2026)

鉄鋼・非鉄

+47.1%

下位セクター(YTD 2026)

輸送用機器

-9.4%

上位セクター(2021〜5年)

小売業

+551.6%

対象業種数

16業種

NEXT FUNDS ETF

年初来リターン(YTD)

5年間累積リターン

YTD × 5年リターン 散布図

右上 = 短期・長期ともに強い / 左上 = 長期は強いが今年は調整中 / 右下 = 今年だけ強い

ディフェンシブシクリカルグロース
5年累積リターン(2021〜)
1銀行業
2電機・精機
3機械
4鉄鋼・非鉄
5エネルギー
6建設・資材
7素材・化学
8輸送用機器
9不動産・REIT
10食品
11情報通信
12卸売業
13小売業
14電力・ガス
15金融(除銀行)
16医薬品

YTD順位 vs 5年順位 — 順位変化

プラス=今年の方が順位が高い(短期モメンタム強)/ マイナス=5年では強かったが今年は出遅れ

業種YTD順位5年順位順位変化YTD%5年%
素材・化学615↑+9+16.9%+54.4%
医薬品1216↑+4+1.1%+34.6%
電機・精機57↑+2+18.4%+137.3%
鉄鋼・非鉄13↑+2+47.1%+492.6%
食品911↑+2+12.8%+89.0%
不動産・REIT78↑+1+14.8%+133.6%
エネルギー44+20.8%+434.0%
情報通信1414-1.8%+58.6%
金融(除銀行)1313+0.6%+73.4%
銀行業32↓-1+22.9%+542.3%
小売業21↓-1+23.5%+551.6%
機械86↓-2+14.2%+148.4%
電力・ガス119↓-2+2.0%+114.8%
卸売業1512↓-3-2.3%+75.8%
建設・資材105↓-5+9.0%+178.9%
輸送用機器1610↓-6-9.4%+97.1%

セクター分類別パフォーマンス

ディフェンシブ(景気に左右されにくい)/ シクリカル(景気敏感)/ グロース(成長期待)

ディフェンシブ

YTD平均 +9.8%5年平均 +197.5%
小売業+23.5%
食品+12.8%
電力・ガス+2.0%
医薬品+1.1%

シクリカル(景気敏感)

YTD平均 +15.0%5年平均 +251.1%
鉄鋼・非鉄+47.1%
銀行業+22.9%
エネルギー+20.8%
素材・化学+16.9%
不動産・REIT+14.8%
建設・資材+9.0%
卸売業-2.3%
輸送用機器-9.4%

グロース・テック

YTD平均 +7.8%5年平均 +104.4%
電機・精機+18.4%
機械+14.2%
金融(除銀行)+0.6%
情報通信-1.8%

時間軸別セクターリターン比較

YTD / 1年 / 3年 / 5年で切り替えて確認。長期と短期で「顔ぶれ」が変わるセクターに注目。

YTDリターン(騰落率)— 大きい順

セクター別バリュエーション — PER × 配当利回り

X軸: PER(低いほど割安)/ Y軸: 配当利回り(高いほど高配当)。 左上が「割安・高配当」、右下が「割高・低配当」。

ディフェンシブ
シクリカル
グロース

点線: PER平均 20.1倍 / 配当利回り平均 208.19%。 左上 = 割安・高配当、右下 = 割高・低配当。

業種PER(倍)配当利回りYTDリターン
電力・ガス7.8115.0%+2.0%
金融(除銀行)10.8316.0%+0.6%
輸送用機器11.4253.0%-9.4%
建設・資材15.2206.0%+9.0%
情報通信17.2137.0%-1.8%
銀行業17.4324.0%+22.9%
小売業17.4255.0%+23.5%
エネルギー19.0179.0%+20.8%
素材・化学20.7217.0%+16.9%
食品20.9210.0%+12.8%
医薬品21.3176.0%+1.1%
卸売業24.9219.0%-2.3%
機械26.0311.0%+14.2%
電機・精機29.069.0%+18.4%
不動産・REIT30.0214.0%+14.8%
鉄鋼・非鉄32.0130.0%+47.1%

セクターローテーションの傾向

景気回復期

銀行・保険・鉄鋼・卸売

景気拡大期

電気機器・機械・輸送用機器

景気後退期

電気・ガス・医薬品・食料品

景気サイクルは①回復→②拡大→③過熱→④後退の4局面を繰り返す。 日本株では円安が輸出シクリカルを、金利上昇が銀行・保険を、内需回復が小売・建設をそれぞれ恩恵する。 ローテーションの見極めには製造業PMI・日銀短観・米ISMなどを参照するとよい。

テーマ別セクター分類

景気サイクルとは独立した「構造的テーマ」で業種を整理する。各テーマは複数のセクターをまたいでいる。

防衛・安全保障関連

構造的成長
機械(防衛装備)電気機器(レーダー・通信)造船航空宇宙

2022年ウクライナ侵攻後、日本は防衛費をGDP比1%→2%へ倍増する方針を決定。2027年度までに約43兆円を計画。三菱重工・川崎重工・IHI・NEC・富士通などが恩恵。

見通し: 10年単位の中長期テーマ。政策が基盤のため景気後退にも強い。

AI・半導体・データセンター

ハイグロース
電気機器(製造装置)精密機器情報通信(クラウド)化学(素材)

東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・JSR・ディスコなどが国際競争力を持つ。AIブームによるHBM・EUV需要拡大で2023〜2024年に急騰。

見通し: 半導体サイクルと連動。設備投資サイクルの変動リスクあり。

インバウンド・観光消費

円安恩恵
小売業(百貨店・免税)空運陸運(鉄道)不動産(ホテル)食料品

2023年インバウンド消費3.5兆円→2024年は過去最高更新。円安が外国人旅行者の購買力を高める。三越伊勢丹・高島屋・ANA・JR各社・帝国ホテルなどが代表銘柄。

見通し: 円安水準が持続する限り強いテーマ。円高反転で急失速リスク。

脱炭素・再エネ・GX

政策主導
電力・ガス機械(風力・太陽光)化学(蓄電池素材)建設(省エネ)

日本政府のGX推進計画(10年で150兆円の投資)により電力インフラ・蓄電池・水素関連が注目。東電・九電・ニチコン・パナソニック・東レなどが関連する。

見通し: 長期テーマだが補助金依存型のため政策変更リスクあり。

金利正常化・銀行・保険

利上げ恩恵
銀行業保険業証券・商品先物

2024年3月の日銀マイナス金利解除・利上げにより、銀行の利ざや改善と保険資産運用収益の向上が見込まれる。三菱UFJ・三井住友・第一生命・東京海上が代表格。

見通し: 利上げサイクルが続く限りの恩恵。景気後退で貸倒れ増加リスク。

ニアショアリング・サプライチェーン再編

構造変化
機械(製造設備)精密機器電気機器化学

米中対立によるサプライチェーン分断を背景に、日本企業のベトナム・インド・メキシコへの生産移転が加速。また国内回帰(半導体工場)でTSMC熊本工場関連の建設・素材需要が拡大。

見通し: 中長期テーマ。設備投資先行で短期収益への反映は緩やか。

業種間の相関関係(簡易マトリックス)

◎ = 強い正相関(連動しやすい)/ ○ = 弱い正相関 / △ = 無相関〜弱い逆相関 / × = 逆相関

銀行電機自動車医薬品電力小売不動産
銀行×
電機
自動車
医薬品
電力×
小売
不動産

銀行と不動産は金利上昇が両方にプラス(融資残高・資産価値)のため正相関が強い。 電力と銀行は逆相関(金利上昇で電力の借入コストが増加、設備投資に悪影響)。 医薬品・電力は景気感応度が低く、他セクターとの相関が薄いディフェンシブ性を持つ。 ポートフォリオ構築時は異なる相関を持つセクターを組み合わせることでリスク分散効果が得られる。

データ:NEXT FUNDS 業種別ETF(1615.T〜1631.T, 1659.T)/ Yahoo Finance(yfinance)。掲載情報は参考目的であり、投資助言・売買推奨を構成するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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