日本市場の歴史
業種分析

セクター別パフォーマンス

NEXT FUNDS 業種別ETFによる相対リターン — 2026-07-03 更新

上位セクター(YTD 2026)

鉄鋼・非鉄

+43.7%

下位セクター(YTD 2026)

輸送用機器

-8.4%

上位セクター(2021〜5年)

小売業

+617.0%

対象業種数

16業種

NEXT FUNDS ETF

年初来リターン(YTD)

5年間累積リターン

YTD × 5年リターン 散布図

右上 = 短期・長期ともに強い / 左上 = 長期は強いが今年は調整中 / 右下 = 今年だけ強い

ディフェンシブシクリカルグロース
5年累積リターン(2021〜)
1銀行業
2電機・精機
3機械
4鉄鋼・非鉄
5エネルギー
6建設・資材
7素材・化学
8輸送用機器
9不動産・REIT
10食品
11情報通信
12卸売業
13小売業
14電力・ガス
15金融(除銀行)
16医薬品

YTD順位 vs 5年順位 — 順位変化

プラス=今年の方が順位が高い(短期モメンタム強)/ マイナス=5年では強かったが今年は出遅れ

業種YTD順位5年順位順位変化YTD%5年%
素材・化学515↑+10+23.7%+63.4%
電機・精機26↑+4+37.3%+175.1%
食品811↑+3+18.2%+98.0%
医薬品1316↑+3+0.8%+34.3%
鉄鋼・非鉄13↑+2+43.7%+478.7%
不動産・REIT68↑+2+22.5%+149.3%
情報通信1214↑+2+2.4%+65.3%
卸売業1112↑+1+3.5%+86.4%
機械77+19.2%+159.4%
金融(除銀行)1413↓-1-0.3%+71.9%
銀行業42↓-2+35.7%+609.2%
小売業31↓-2+35.8%+617.0%
建設・資材95↓-4+16.5%+198.2%
エネルギー104↓-6+6.2%+369.8%
輸送用機器1610↓-6-8.4%+99.3%
電力・ガス159↓-6-1.3%+107.9%

セクター分類別パフォーマンス

ディフェンシブ(景気に左右されにくい)/ シクリカル(景気敏感)/ グロース(成長期待)

ディフェンシブ

YTD平均 +13.4%5年平均 +214.3%
小売業+35.8%
食品+18.2%
医薬品+0.8%
電力・ガス-1.3%

シクリカル(景気敏感)

YTD平均 +17.9%5年平均 +256.8%
鉄鋼・非鉄+43.7%
銀行業+35.7%
素材・化学+23.7%
不動産・REIT+22.5%
建設・資材+16.5%
エネルギー+6.2%
卸売業+3.5%
輸送用機器-8.4%

グロース・テック

YTD平均 +14.7%5年平均 +117.9%
電機・精機+37.3%
機械+19.2%
情報通信+2.4%
金融(除銀行)-0.3%

時間軸別セクターリターン比較

YTD / 1年 / 3年 / 5年で切り替えて確認。長期と短期で「顔ぶれ」が変わるセクターに注目。

YTDリターン(騰落率)— 大きい順

セクター別バリュエーション — PER × 配当利回り

X軸: PER(低いほど割安)/ Y軸: 配当利回り(高いほど高配当)。 左上が「割安・高配当」、右下が「割高・低配当」。

ディフェンシブ
シクリカル
グロース

点線: PER平均 20.2倍 / 配当利回り平均 203.25%。 左上 = 割安・高配当、右下 = 割高・低配当。

業種PER(倍)配当利回りYTDリターン
電力・ガス7.8118.0%-1.3%
輸送用機器11.0243.0%-8.4%
金融(除銀行)11.0317.0%-0.3%
情報通信15.6122.0%+2.4%
建設・資材15.9202.0%+16.5%
小売業18.1241.0%+35.8%
銀行業18.1305.0%+35.7%
エネルギー18.6191.0%+6.2%
素材・化学20.0198.0%+23.7%
医薬品21.2177.0%+0.8%
食品21.6207.0%+18.2%
卸売業25.6211.0%+3.5%
機械27.3324.0%+19.2%
電機・精機29.360.0%+37.3%
鉄鋼・非鉄30.4129.0%+43.7%
不動産・REIT31.1207.0%+22.5%

セクターローテーションの傾向

景気回復期

銀行・保険・鉄鋼・卸売

景気拡大期

電気機器・機械・輸送用機器

景気後退期

電気・ガス・医薬品・食料品

景気サイクルは①回復→②拡大→③過熱→④後退の4局面を繰り返す。 日本株では円安が輸出シクリカルを、金利上昇が銀行・保険を、内需回復が小売・建設をそれぞれ恩恵する。 ローテーションの見極めには製造業PMI・日銀短観・米ISMなどを参照するとよい。

テーマ別セクター分類

景気サイクルとは独立した「構造的テーマ」で業種を整理する。各テーマは複数のセクターをまたいでいる。

防衛・安全保障関連

構造的成長
機械(防衛装備)電気機器(レーダー・通信)造船航空宇宙

2022年ウクライナ侵攻後、日本は防衛費をGDP比1%→2%へ倍増する方針を決定。2027年度までに約43兆円を計画。三菱重工・川崎重工・IHI・NEC・富士通などが恩恵。

見通し: 10年単位の中長期テーマ。政策が基盤のため景気後退にも強い。

AI・半導体・データセンター

ハイグロース
電気機器(製造装置)精密機器情報通信(クラウド)化学(素材)

東京エレクトロン・アドバンテスト・信越化学・JSR・ディスコなどが国際競争力を持つ。AIブームによるHBM・EUV需要拡大で2023〜2024年に急騰。2025年はトランプ関税・輸出規制が下押しリスクとして浮上。

見通し: 半導体サイクルと連動。設備投資サイクル変動に加え、米中輸出規制の影響にも注意。

インバウンド・観光消費

円安恩恵
小売業(百貨店・免税)空運陸運(鉄道)不動産(ホテル)食料品

2024年:訪日外客3,488万人(過去最高)・消費額8.1兆円(過去最高)。2023年比2.3兆円増。円安が外国人旅行者の購買力を高める。三越伊勢丹・高島屋・ANA・JR各社・帝国ホテルなどが代表銘柄。

見通し: 円安水準が持続する限り強いテーマ。日銀利上げによる円高反転で急失速リスク。

脱炭素・再エネ・GX

政策主導
電力・ガス機械(風力・太陽光)化学(蓄電池素材)建設(省エネ)

日本政府のGX推進計画(10年で150兆円の投資)により電力インフラ・蓄電池・水素関連が注目。東電・九電・ニチコン・パナソニック・東レなどが関連する。

見通し: 長期テーマだが補助金依存型のため政策変更リスクあり。

金利正常化・銀行・保険

利上げ恩恵
銀行業保険業証券・商品先物

2024年3月の日銀マイナス金利解除・利上げにより、銀行の利ざや改善と保険資産運用収益の向上が見込まれる。三菱UFJ・三井住友・第一生命・東京海上が代表格。

見通し: 利上げサイクルが続く限りの恩恵。景気後退で貸倒れ増加リスク。

ニアショアリング・サプライチェーン再編

構造変化
機械(製造設備)精密機器電気機器化学

米中対立によるサプライチェーン分断を背景に、日本企業のベトナム・インド・メキシコへの生産移転が加速。TSMC熊本第1工場は2024年2月に開業(投資額1兆円超)、第2工場も建設中。ラピダスは北海道千歳で2nm世界最先端工場を建設中。

見通し: 中長期テーマ。設備投資先行で短期収益への反映は緩やか。

業種間の相関関係(簡易マトリックス)

◎ = 強い正相関(連動しやすい)/ ○ = 弱い正相関 / △ = 無相関〜弱い逆相関 / × = 逆相関

銀行電機自動車医薬品電力小売不動産
銀行×
電機
自動車
医薬品
電力×
小売
不動産

銀行と不動産は金利上昇が両方にプラス(融資残高・資産価値)のため正相関が強い。 電力と銀行は逆相関(金利上昇で電力の借入コストが増加、設備投資に悪影響)。 医薬品・電力は景気感応度が低く、他セクターとの相関が薄いディフェンシブ性を持つ。 ポートフォリオ構築時は異なる相関を持つセクターを組み合わせることでリスク分散効果が得られる。

データ:NEXT FUNDS 業種別ETF(1615.T〜1631.T, 1659.T)/ Yahoo Finance(yfinance)。掲載情報は参考目的であり、投資助言・売買推奨を構成するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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